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最古の家具【ペルシャ絨毯】~その③~

こんにちは。

最古の家具【ペルシャ絨毯】~その③~です。

今回は手織り絨毯のお手入れについての疑問にお答えします。

Q・日頃の手入れってどうしたらいいの?

①毎日のお手入れ

A・一日一回以上、掃除機や硬く絞った雑巾で目に沿って拭き表面の汚れを取ります。敷き始めの頃は、毛が抜けるように見えますが、「遊び毛」といって絨毯を紡ぎ結んでいく上で出てくる不要なパイルです。欠陥品ではないので、だいたい一か月くらい経つと遊び毛は無くなりますのでご心配なくお使いください。

②週に一回のお手入れ

A・毎日のお手入れのあと、目に沿ってブラッシングすると順目逆目がきれいになり、さらに艶も出てきます。ブラシの毛は馬の毛など原毛のものを使いましょう。日本ではほぼ土足ではないので、手でなぞって目を揃えるだけでも違います。

③月に一回のお手入れ

A・裸足などで踏んで付いた汗や水溶性の汚れをとるために、バケツ六分目のお湯に、中性洗剤をキャップに1~2杯入れて、タオルにて固く絞って雑巾がけをします。※ただしウールの場合に限ります。

④半年に一回のお手入れ

A・絨毯の裏側をよく拭きます。干せる時はよく干して、表も裏も掃除機をかけ中性洗剤で雑巾がけをします。※ただしウールの場合に限ります。

⑤部分的な汚れは

A・猫ちゃんが毛玉を吐いたり、コーヒーをこぼして染みたり、調味料こぼしたり、まずは表面の汚れを目に沿って取ります。ある程度水分は毛のもつ天然の油膜で表面に浮いていますが、染みてしまった場合は、汚れている部分の下にバケツなどの容器を置き、受けからぬるめの白湯を流しドリップします。これを2~3回繰り返すとほとんど落ちます。そのあとは裏と表に乾いた雑巾などで水分をよくとってください。多少色落ちもするかもしれませんが、自然な色落ちですのでご心配なく。

⑥クリーニングについて

A・日常ちょっとしたお手入れをして使っていればクリーニングは15年以上する必要がないです。大体目安として、次の代に受け継ぐタイミングでクリーニングします。紫外線で表面が焼け色落ちをしますが、クリーニングの際に、赤ちゃんの産毛くらい表面を削ります。削ることにより色が戻り、さらに艶と飴色に変化した絨毯を楽しめます。

⑦家具を置いて凹んでしまった

A・ピアノなどの重い家具の下にずっと敷いていて、どかしたときに跡が付いてしまった場合、スチームアイロンの蒸気をかけるか、ぬるま湯で湿らせた布をあてると早く戻ります。手織り絨毯なので、なにもしなくても自然と戻りますのでご心配なく。

⑧高級シルク絨毯の場合

A・当店で販売するシルクの絨毯に関しましては、特殊な「光触媒&パールトン加工」をします。これにより汚れ・水などに強くなります。加工のない通常のシルクの絨毯に関しましては、なるべく床に敷かないようにするなど、汚れの付きそうなところでの使用は避けましょう。

 

土足でだいたい100年は使える絨毯ではありますが、代々家の顔として受け継いでいく絨毯は、永く付き合っていく家族の一員のようなものです。日々のお手入れにぜひ参考にしてください。上記以外にもなにかございましたらお気軽にご連絡ください。

 

 

santano72

2016年10月23日

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