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木材資源と環境保護
こんにちは。
つい先日、念願のマイホームが完成しました。(まだ外工は終わってませんが^^;)人生の中で、自分の家を持つというタイミングは人それぞれ色々あると思います。私の場合、子供のために、小さいながらも「木の香る環境にやさしい家」で育てたいというこだわりで建てました。
そんな中でも一番感動したのが、無垢床の保温力と強度でした。ちょっと暖房入れるだけで暖かくなり、底冷え感がまったくしません。一歳の息子がおもちゃとか投げてもびくともしません(笑)床暖房にしていたら味わうことができませんでしたし、おかげで実際に「木がいまも呼吸している」というのを体感できました。
前置きが長くなりましたが、そんなことで今回は、木材資源と環境保護について
日本の木材使用料の大半は輸入に頼られています。1990年代は、アメリカから輸入される木材は、国産の木材をすでに上回っており、2000年以降は世界各国からの輸入に分散しております。このことは日本の環境保護もさることながら、世界的環境問題にも発展してきています。環境の破壊、そして地球の温暖化に結びつくと言われ、森林の伐採制限そして輸出の規制等が行われ、すでに日本に入ってこない木材が多くなってきており、従って限られた資源を有効かつ計画的に使うことが望ましい時代になってきています。「消費は美徳・使い捨ての時代」から「良い物を大切に使う時代」になり、木製家具を扱う私達や、それを使う私達にも今後の大きな課題といえるのではないかと思います。
2016年11月26日