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商品Q&A

2017年5月6日

こんにちは。

日本のように湿度が高い国でも、毎日快適にグッスリと寝るには、体をあずける敷きふとんマットレスが大事です。とくに干すことなく毎日据え置きのマットレスは中身が大事です。

目に見えない中身にもこだわったのが【フランスベッドのマットレス】です。

 

【フランスベッド独自の三層構造とは?】

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心地よい柔らかさと寝姿勢を正しく保持する硬さ、この相反する要求を満たすものが、三層構造の考え方です。三 層構造の原理はマットレスを三つの層に分け、柔・硬・軟の三つの要素がバランスよく作用し合うことで、理想的な寝姿勢を保ち、体圧分布を適正にし、心地よ い眠りが得られる寝具に進化させました。
身体に接するA層は、ソフトな感触でなければなりません。身体を支持するB層はかなり硬くし、このA・B二つの層で寝姿勢を正しく保持します。スプリング部分のC層は衝撃を吸収し、B層を平らに支えたまま上下する構造になっています。

 

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A. 柔らかな感触を生み出すソフト層

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マットレスの表面にあたる部分で、柔らかな感触とふんわりとした心地を生み出すのが役目です。肌に接する部分 であるため、「ソフトな肌触り」「吸湿性」「放湿性」「耐久性」といった寝具の基本条件を満たすことが求められます。とくに重要な「肌触り」については、 “硬いベッド”志向によって中にはソフト層を減らしたものもあり、臀部や肩部など重い部分に局部的な圧力がかかって不要な寝返りや床擦れの原因になりま す。

 

ソフト層の主な材質
ウレタンフォーム

最も一般的なもので、よいソフト層の条件を備えています。高級品にはこれにポリエステル綿を加え、よりなめらかな肌触りをつくり出しています。

化繊綿

弾力があり、保湿性に優れています。主にポリエステル綿が使用され、抗菌・防臭加工や防ダニ加工を施したものもあります。

不織布

詰物と詰物がズレることを防ぎます。また、吸汗性にも優れ、消音材としての役目も果たします。

スモールフェザー

高級品に使用されます。ウレタンフォームより保温性に優れ、弾力とソフトな肌触りを持っています。水鳥羽毛の特長である自然のエアコン機能もあります。

羊毛

高級品に使用されます。よいソフト層の条件を備えていることはもちろん、ウレタンフォームより保温性に優れ、弾力もあります。

 

B. 寝姿勢を正しく保つ支持層

ソフト層とクッション層との中間にあり、体圧を分散させて姿勢を正しく保つと同時に、柔らかいソフト層がコイルの隙間などに落ち込むことも防ぎます。
代表的なものにコイヤーパッド(ヤシの実の殻を構成する繊維を加工し、パッド状に成形したもの)やプレスパームロック(ヤシの繊維に樹脂性接着剤を注入して加工したもの)等があります。
安価なベッドには、この部分に再生物を使用している物もあり、ホコリの原因になるなど衛生的に問題がある上、耐久性も劣るので注意が必要です。

 

支持層の主な材質
コイヤーパッド

体圧を均一に分散させ、通気性に優れています。原料はヤシの繊維とサイザルの葉脈繊維。

プレスパームロック

落ち込み防止の機能を重視する場合、コイヤーパッドよりも薄く硬いので比較的径の大きなボンネル・スプリングの上に置かれます。ヤシの繊維をプレスして硬いパット状にしたもの。

 

粗悪な詰め物を使った事例

支持層に粗悪なものを使用すると、ホコリの原因になって非衛生的な上、耐久性も劣ります。フランスベッドは全て衛生的な新しい素材を用い、再生物は一切使用していません。自社一貫生産ができるからこその安心と安全ですね。

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チップウレタン
弾力性・通気性に欠け、ヘタリやすくなります。

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ジュートフェルト
弾力性・通気性に欠け、ホコリの原因になります。

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反毛綿
弾力・復元力に欠け、ホコリの原因になります。

 

C. 揺れや振動を吸収するクッション層

三層構造の基盤となるクッション層は、体圧を分散させ、揺れや振動を吸収する役目を担います。
コイルの形状としては、コイルの直径が小さくて数が多いほど体圧を適度に分散させ、落ち込みやヘタリを防ぎ、正しい寝姿勢を保つことができます。さらに、 1本の鋼線で編み上げたフランスベッドの連続スプリングは、多方向に連結されて安定感があるとともに、理想的な硬さと耐久性を備えています。

 

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寝心地が良いと錯覚を刷り込まれているポケットコイルは、点で支えるため一番重いお尻の部分が沈み込み、くの字状になって体のバランスを崩します。

 

次は、スプリングの種類などを詳しく説明していきたいと思います。

つづく~

 

 

 

 

 

2017年4月26日

こんにちは。

マットレスのサイズは、国ごとに差がありますが、

今回は、「日本基準のマットレスのサイズ」について書いていきます。

※この「日本基準のマットレスのサイズ」は、「全日本ベッド工業会」を基にしております。ちなみに、全日本ベッド工業会のトップは「フランスベッド」です。

 

【セミシングルサイズ マットレス】

幅 ・830mm(ソフト・ミディアム) ~ 850mm(ハード)

※セミシングルに関しましては、硬さによって幅が異なります。

 

【シングルサイズ マットレス】

幅 ・970mm(ソフト・ミディアム・ハード)

 

【セミダブルサイズ マットレス】

幅 ・1220mm(ソフト・ミディアム・ハード)

 

【ダブルサイズ マットレス】

幅 ・1400mm(ソフト・ミディアム・ハード)

 

【ワイドダブルサイズ マットレス】

幅 ・1540mm(ソフト・ミディアム・ハード)

 

【クィーンサイズ マットレス】

幅 ・1710mm(ソフト・ミディアム・ハード)

 

【キングサイズ マットレス】

幅 ・1950mm(ソフト・ミディアム・ハード)

 

※マットレスの長さに関しましては全て同じになります。

長さ ・1950mm

長さ ・2050mm(ロングサイズ)

 

現在のベッド人口は、60%~70%と増え続けています。そんな中、最近の健康ブームで、クィーンサイズやキングサイズなどで広くゆったりと寝たいという方々が増えてきましたが、日本では間口などの規格による住宅事情もあり、なかなか一枚ものでのビッグサイズの納品も困難な状況が増えてきました。しかしそれと比例してマットレスのサイズも上記のように選びやすく細分化されてきました。

その結果ビッグサイズは、

クィーンサイズ = セミシングル×2

キングサイズ = シングル×2

スプリングがフランスベッドの特許の「高密度連続スプリング」ですと、つなぎ目の中心部分もそんなに違和感ない寝心地で快適です。点で支えるポケットコイルスプリングですと中心部分の沈み込みすぎる寝心地にイラッとしました(笑)

一人で寝るサイズは、

セミダブルサイズ※日本人の平均の肩幅が40cmで、中心に寝て両側に寝返りうてる幅(40cm×40cm×40cm=1200mm)

という方法(選び方)が増えました。

 

目に見えない中身が一番大事ですが、それと同じくらいマットレスの広さも大事です。是非このサイズを参考に皆様のオンリーワンをお探しください。

 

 

 

 

 

参考にするのは、「全日本ベッド協会」のトップでもある「フランスベッド」です。

2017年1月19日

こんにちは。

久々のブログです。色々書きたいことがありますが、今回はつづき編で、知っておきたい【家具の基礎知識】木材編④をお送りします。

 

★木材の性質と用語★

 

(1) 木材の性質

樹木を伐採したものを木材と呼び、家具はその木材が主材料となります。その主材料であります木材は、狂う・割れる、と言った性質をもっています。その原因は、植物であり生育する過程で地中から根を通じ、水分や養分をたくさん吸い上げ大きく成長する繊維でできているためです。樹木の成長の仕方は、太陽の恵みをどれだけ浴びるのか、また温度や湿度でも異なり、そして木材の辺と芯でも性質が変わります。さらには色や柄・傷・腐れ等の違いが天然素材のもつ特有な性質でもあります。

 

(2) 木材に使われる用語

〇木材固有の名称

〈年 輪〉

春から夏に掛け大きく成長した部分と、秋から冬にかけ一時期生育が止まったかに見える細胞の差が肉眼で線状に見えるのを〈年輪〉と言い、1年で一本増えて行き、生育した年数が判ります。この年輪は樹齢を示し、その形は木の生育してきた様子を教えてくれます。その年輪の文様の美しさが評価されます。

 

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〈木表と木裏〉

樹皮に近い肌を「木表」、

樹芯に近い肌を「木裏」、と言います。

 

木材の乾燥が進むと木表の収縮が木裏より大きいため板になると、反ってしまいます。

 

〈辺材と芯材〉

「辺材」は木の外周部

「芯材」は辺材に囲まれた内部です。

 

「辺材」は一般的には淡色・軟質であり、

「芯材」は濃色・硬質となります。

 

また、虫に食われ易いのは、

柔らかい辺材です。

 

 

ということで、

 

続きはまたの機会で!!

 

 

2016年12月14日

ようこんにちは。

今回は、知っておきたい【家具の基礎知識】木材編③ということで、海外の代表的な木材について。

 

 

★南洋材★

 

 

【ラバートリー】

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ゴムの樹液採取後、毎年一定量焼却処理されていた材を、近年の乾燥技術の駆使により、家具用材そして建築用材として使える様にした最も環境にやさしい材です。

 

【ラワン】

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南洋材の代表格。主に合板に使われ、合板の大半を占めます。防虫処理をしないと虫害を受けやすいという欠点があります。国内に原木の輸入はできず、現在は合板の輸入になっている。

 

【マトア】

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重硬材であり木肌は粗く割れやすいが、乾燥技術の発達により家具用材として使われるようになりました。日本へ輸入される材は大半がソロモン島より入荷し、その地名を取り、ソロモンマホガニーとつけられていることもあります。

 

 

 

★北米材★

 

【ハックベリー】

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黄色がかった色合いで、はっきりした木目を持ち、欧米では建材(主にドア・キッチン・キャビネット)または家具に多く使われ、最近でははっきりとした木目が日本人に好まれ、多く輸入されている木材のひとつです。

 

【ホワイトアッシュ】

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日本の材料では、トネリコ(タモ)に近いもので、アッシュの中でクリーム状の白色のものをホワイトアッシュと言いこれが、最も家具に適しており、木目がきれいで粘り強い木です。明るい茶色の色をしたものは、アッシュと呼ばれ建材に向いています。

 

【ホワイトオーク】

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オークとは、アメリカの東半分で豊富に育ついくつかの種類の総称です。なかでもホワイトオークと言われるものが、日本のナラに近いです。心材の細孔は液体を通さないのでウイスキーの樽に適しています。また、レッドオークと呼ばれる材は、木質はきわめて多孔性であるため、緻密な樽には向きません。木目の出方は、やはり北海道のミズナラには及びません。

 

【メープル】

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日本の材料では、カエデ科、イタヤカエデ、モミジに一番近いです。どちらかといえば白っぽい木で塗料ののりも良く、色々な表情を作り出すのに適しています。メープルには、ハードメープル、ソフトメープルがあり、硬さが大きく違います。家具用材としてはどちらも向いていますが、フローリング材には、やはりハードメープルが向いています。

 

 

 

★世界の銘木★

 

【マホガニー】

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熱帯地方に群生し、材は硬く木肌はやや粗く、加工性・耐久性がよく、狂いが少なく、磨けば磨くほど美しい光沢が生まれます。家具・指物に最適の材です。その代表的なものがホンジュラスマホガニーですが、現在では伐採禁止となっています。近い材料として、「サペリ」や「アフリカンマホガニー」などが使用されています。

 

【チーク】

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世界で最も価値のある木材のひとつと言われるほどです。材質は均一で、木目は美しく割れが少なく材の耐久性は強いですが、油分が多く加工は困難であり接着は難しいです。材の特徴を生かして、船の甲板や家庭の水周り(キッチン)には適した材料のひとつです。

 

【ローズウッド】

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木肌は緻密で、光沢・色調ともに美しいが加工がしづらいです。世界的に貴重材で入手が困難です。生育する土壌により木肌が黒っぽく現れるものもあり、呼称は地名をとってつけられることが一般的です。洋家具に使うとき「ローズウッド」と言われています。

 

【ウォールナット】

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人間が木の中で最も馴染みを感じる木目と色を持ち、光沢があり、耐久性に優れている材です。価値観が高まれば高まるほど似通った木材を〇〇ウォールナットと称し使われています。現在では、本物がどれなのか判らないとのことも。日本の材料では、クルミ(オニグルミ)が同属木材です。

 

最後に、「世界の銘木」といわれる理由とは、

 

★生育するのに年数が掛かり再生に時間が掛かる。(希少価値)

★生育するのに年数が掛かるため、材が緻密になり、硬く重くなる。

★塗装をしなくても綺麗な色を持っているので、磨けばされに価値は増してくる。

 

ということが理由です。

自然の限られた貴重な資源を大切に使い後世に繋げたいですね。

 

 

 

知っておきたい【家具の基礎知識】木材編④へつづきます。

2016年12月9日

こんにちは。

今回は、知っておきたい【家具の基礎知識】木材編②ということで、家具や家の床などに使われている日本原産の日本材についてです。

 

★日本材★

【ナ ラ】

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木目が日本人好みで美しく耐久性も良いため、日本の洋家具の代表的な樹種です。フローリングに多用され、新築建材としても必ず知っている木材名の一つになっています。家具用材では評価が高く高級家具に使われています。また世界一良質なナラ材は、日本の北海道から産出され、ヨーロッパに輸出されているとも言われています。

 

【ブ ナ】

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木肌が白く細かくて弾性に富んだ木材で、曲げ木に最も適した木材です。昔は、狂いやすいため、家具用としては使われなかった木材ですが、今では乾燥技術の発達により、楽器、家具に多用されています。日本の広葉樹の中で最も多くポピュラーです。日本全土にあり、中でも東北地方に多いです。白神山地のブナ林(世界遺産)は有名です。

 

【ケヤキ】

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古木ほど、小柄で優雅な木目が表われ、その美しい文様は、古来より日本人に愛されてきています。神社、仏閣等にまた、日本建築の床の間や大黒柱等に広く使用されて、その家を守り、繁栄させると言われ、伐採が進み今日では貴重な木材となりました。日本の現有する古木は、何処に何年物があるのか、登録されているとも言われています。

 

【タ モ】

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木目の美しさを生かし、和家具用の材料に向いています。粘り強い木材で、同属のアオダモがバットに使われているのは有名です。ケヤキに比べると、やや木目は細かいですが、ケヤキの代替え材として多く使われています。建材では、タモのことをタモゲヤキともいわれています。

 

【セ ン】

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ケヤキ・タモに木目が似ているので、ケヤキ・タモの代替え材として和家具に多く使われていますが、材質は白く柔らかい。建材ではケヤキの代替え材として使われる場合が多く、センのことを新ケヤキと称しています。一般的な家の床の間に多く使われています。

 

【キ リ】

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材質は白く軽く柔らかで、吸湿・吸水性がいいので、火災などで放水されると水分も多くなり燃えにくくなります。狂いにくく防腐効果もあり、昔から大切な着物を収納する婚礼タンスの材料に使われており、大切な物、高価な物は今でも、桐の箱に入れる風習は受け継がれています。桐の原産地は中国大陸といわれ、日本では、飛鳥時代に各地で植栽されるようになりました。北海道南部から鹿児島まで分布生育していますが、岩手県の南部桐や福島県の会津桐は有名です。

 

【サクラ】

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サクラは静かな木目で木肌は細かいのが特徴です。ヤマザクラを代表に真直ぐ成長するのは無く、途中で枝分かれ等により、幅の広い材料、長い材料がとれず、家具用材としては使えない為、工芸的価値のある物に使われ、家具としての使用はほとんど無いと言えます。

 

【カ バ】

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サクラの木肌と似通っているため、婚礼用家具では、カバ材で作られた家具をサクラ(商品名)と呼称されている。木材の市場では、カバとサクラの明確な区分がされていないと言われています。木材には商品名で呼称されている物も多いのが現実です。

 

以上が日本原産の日本の代表的な木材です。大切な資源である木材と長く付き合うためにご参考にしていただけたらと思います。

 

 

木材編③へつづく

 

 

2016年12月6日

針葉樹と広葉樹

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木材は、大きく分けて針葉樹と広葉樹に分かれます。針葉樹は、針状のような葉を持ち常緑樹が多いです。広葉樹は、春に芽を出し育った広い葉が秋に紅葉するものが多く、落葉樹とも一般的に呼ばれています。家具用材としては、広葉樹が多く用いられ、それぞれの木の持つ特性を生かし、その価値観をよりよく表現されるように使い分けられています。

 

二つの違いを簡単にいうと、針葉樹は柔らかく軽い木が多く加工にむきません。広葉樹は堅木ともいわれるように、堅く重い木なので加工しやすいです。(桐のような例外もありますが。)

 

代表的な針葉樹には、

ヒノキ

スギ

アカマツ

ツガ

 

代表的な広葉樹には、

ケヤキ

ミズナラ

クリ

クスノキ

 

などがあります。

 

木材編②へつづく

 

 

2016年11月26日

こんにちは。

つい先日、念願のマイホームが完成しました。(まだ外工は終わってませんが^^;)人生の中で、自分の家を持つというタイミングは人それぞれ色々あると思います。私の場合、子供のために、小さいながらも「木の香る環境にやさしい家」で育てたいというこだわりで建てました。

そんな中でも一番感動したのが、無垢床の保温力と強度でした。ちょっと暖房入れるだけで暖かくなり、底冷え感がまったくしません。一歳の息子がおもちゃとか投げてもびくともしません(笑)床暖房にしていたら味わうことができませんでしたし、おかげで実際に「木がいまも呼吸している」というのを体感できました。

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前置きが長くなりましたが、そんなことで今回は、木材資源と環境保護について

日本の木材使用料の大半は輸入に頼られています。1990年代は、アメリカから輸入される木材は、国産の木材をすでに上回っており、2000年以降は世界各国からの輸入に分散しております。このことは日本の環境保護もさることながら、世界的環境問題にも発展してきています。環境の破壊、そして地球の温暖化に結びつくと言われ、森林の伐採制限そして輸出の規制等が行われ、すでに日本に入ってこない木材が多くなってきており、従って限られた資源を有効かつ計画的に使うことが望ましい時代になってきています。「消費は美徳・使い捨ての時代」から「良い物を大切に使う時代」になり、木製家具を扱う私達や、それを使う私達にも今後の大きな課題といえるのではないかと思います。

2016年10月23日

こんにちは。

最古の家具【ペルシャ絨毯】~その③~です。

今回は手織り絨毯のお手入れについての疑問にお答えします。

Q・日頃の手入れってどうしたらいいの?

①毎日のお手入れ

A・一日一回以上、掃除機や硬く絞った雑巾で目に沿って拭き表面の汚れを取ります。敷き始めの頃は、毛が抜けるように見えますが、「遊び毛」といって絨毯を紡ぎ結んでいく上で出てくる不要なパイルです。欠陥品ではないので、だいたい一か月くらい経つと遊び毛は無くなりますのでご心配なくお使いください。

②週に一回のお手入れ

A・毎日のお手入れのあと、目に沿ってブラッシングすると順目逆目がきれいになり、さらに艶も出てきます。ブラシの毛は馬の毛など原毛のものを使いましょう。日本ではほぼ土足ではないので、手でなぞって目を揃えるだけでも違います。

③月に一回のお手入れ

A・裸足などで踏んで付いた汗や水溶性の汚れをとるために、バケツ六分目のお湯に、中性洗剤をキャップに1~2杯入れて、タオルにて固く絞って雑巾がけをします。※ただしウールの場合に限ります。

④半年に一回のお手入れ

A・絨毯の裏側をよく拭きます。干せる時はよく干して、表も裏も掃除機をかけ中性洗剤で雑巾がけをします。※ただしウールの場合に限ります。

⑤部分的な汚れは

A・猫ちゃんが毛玉を吐いたり、コーヒーをこぼして染みたり、調味料こぼしたり、まずは表面の汚れを目に沿って取ります。ある程度水分は毛のもつ天然の油膜で表面に浮いていますが、染みてしまった場合は、汚れている部分の下にバケツなどの容器を置き、受けからぬるめの白湯を流しドリップします。これを2~3回繰り返すとほとんど落ちます。そのあとは裏と表に乾いた雑巾などで水分をよくとってください。多少色落ちもするかもしれませんが、自然な色落ちですのでご心配なく。

⑥クリーニングについて

A・日常ちょっとしたお手入れをして使っていればクリーニングは15年以上する必要がないです。大体目安として、次の代に受け継ぐタイミングでクリーニングします。紫外線で表面が焼け色落ちをしますが、クリーニングの際に、赤ちゃんの産毛くらい表面を削ります。削ることにより色が戻り、さらに艶と飴色に変化した絨毯を楽しめます。

⑦家具を置いて凹んでしまった

A・ピアノなどの重い家具の下にずっと敷いていて、どかしたときに跡が付いてしまった場合、スチームアイロンの蒸気をかけるか、ぬるま湯で湿らせた布をあてると早く戻ります。手織り絨毯なので、なにもしなくても自然と戻りますのでご心配なく。

⑧高級シルク絨毯の場合

A・当店で販売するシルクの絨毯に関しましては、特殊な「光触媒&パールトン加工」をします。これにより汚れ・水などに強くなります。加工のない通常のシルクの絨毯に関しましては、なるべく床に敷かないようにするなど、汚れの付きそうなところでの使用は避けましょう。

 

土足でだいたい100年は使える絨毯ではありますが、代々家の顔として受け継いでいく絨毯は、永く付き合っていく家族の一員のようなものです。日々のお手入れにぜひ参考にしてください。上記以外にもなにかございましたらお気軽にご連絡ください。

 

 

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2016年10月21日

こんにちは。

最古の家具「ペルシャ絨毯」~その②~です。

今回は、「絨毯のサイズ(名称)について」です。

よく巷で、「ラグ(rug)」と耳にするかと思いますが、こちらは床に敷く敷物のことをさす大雑把な表現で、商品名やサイズのことではありません。「ラグ」=「部分的な敷物」って感じです。イギリスなどでいう「ラグ」の大きさは、日本の畳一枚から三枚くらいの大きさの敷物のことをいいます。日本では「ラグ」や「ラグマット」という商品名として(誤表記で)機械織りの化繊や羊毛を使った敷物が安易に購入できますが、ダニの温床となるだけですのでお気を付けください。後々高くつきます。

横道にそれましたが、ここからは、本題の「手織り絨毯のサイズの名称」についてです。手織り絨毯発祥の地「イラン」にて古くから(およそ4,000年以上)つづく、手織り絨毯のサイズの名称を下記へ記します。

【ポシテイ】———-約600㎜ × 約900㎜ 以下のサイズ

【ザロチャラク】—–約800㎜ × 約1250㎜

【ザロニム】———約1000㎜ × 約1500㎜

【ドザール】———約1350㎜ × 約2000㎜

【パルデ】———–約1700㎜ × 約2500㎜

【ガリ】—————約2000㎜ × 約3000㎜ よりも大きいサイズ

【ケナーレ】——–約1000㎜ × 約3000㎜~5000㎜(廊下敷)

です。

日本での手織り絨毯は、玄関に【ポシティ】サイズのものや、リビングやソファの前に【ドザール】サイズのものが多く使われています。

手織り絨毯はどれも多少の誤差があるので、機械織りの製品のような正確なサイズではありませんが、それがまた手作りの良さでもあると思います。

手織りの絨毯をお探しの際は、上記のサイズを参考にしてください。

 

 

 

2016年10月10日

こんにちは。

近年日本の住宅事情も「輸入住宅」や「畳より床」、という風に変わり、新築のお家で畳のある家を探すのも大変になってきました。そこで【床の必需品】と言われ、ヨーロッパでこよなく愛されている【最古の家具】=【手織り絨毯・「ペルシャ絨毯」】について書いていきます。

まず私自身、手織り絨毯のことを冒頭に挙げた【ペルシャ絨毯】=【床の必需品】とは結び付かず、【ペルシャ絨毯】=【華やかな贅沢品】と思ってました。最初の出会いは、16年前のドイツのホテルです。ロビーの前や部屋などに敷いてありましたが、意味までは深く考えられませんでした。その後もベルギーやスイスやイタリアなどで泊まっていたホテルとかに敷いてあるのは覚えてますが、という程度だったことを思い出します。

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※こちらはイランのホテルロビーです。

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ペルシャ絨毯と出会った当初は、アパレル関係の仕事をしていたのですが、意外とミラノやパリで開かれるコレクションでデザイナーが使っていたのを思い出します。当時思い出すのは、ジャンニヴェルサーチ・ドリスヴァンノッテン・ダークビッケンバーグ・ジバンシーなどがお城でのコレクションを開催したときに、石畳の上に敷かれたペルシャ絨毯の上を颯爽とウォークするモデルがかっこよかったなと思い出します。そのイメージが強く、ずっと【華やかな贅沢品】という感じが強かったのを思い出します。

その頃から手織り絨毯が気になり始め、当時、某イタリア人デザイナーが言った「私も学生時代、家のペルシャ絨毯で色使いを勉強しました。ヨーロッパの多くのインテリアコーディネーターやデザイナーを目指す者たちは、色使いも含めて、必ずペルシャ絨毯の勉強をしています。」と、このことがきっかけでペルシャ絨毯の魅力にのめり込んでいきました。

それから、その道の先人達に手織り絨毯について聞いてみると、紋様も様々で、伝統的な紋様で紡いだ絨毯や、進化した紋様で紡いだ絨毯など、その様々な紋様・使われている色にも色々な意味があるということを教えて頂きました。

そしておよそ四千年もの歴史が【手織り絨毯】にはあるということにも気づき驚かされましたが、手織り絨毯の生まれた理由が、砂漠という過酷な環境下で生き抜くための【生活必需品】として誕生したことにも驚きました。

もともと羊を牧畜していた遊牧民が、羊の刈った毛を叩き綿状にしたものを地面に敷き座ったり寝たりしていたそうです。そして長く使えるように、綿状から糸にして編み紡いで出来たものが手織り絨毯の始まりです。

ウール(羊毛)の手織り絨毯は、常温18℃。日本でも夏の猛暑ではひんやり、冬の極寒では暖かく、室内の湿度調整、消音効果、床暖房の熱高率、土足で平均100年使用できる耐久性など、地球にも優しいエコな家具なんだなと知ることができ、家具好きな私は・・・・・気付いたら(小さいサイズや大きいサイズのものを合わせて)10枚以上使っていることに気付きました(笑)

今回はこの辺で。これから少しずつ絨毯の魅力を伝えていけたらと思います。